<アラフィフ・ヨーロッパ一人旅2017>
ひとりで気軽に観光できるスポットのご紹介です。テムズ川のリバーバス(River Bus)は、ガイドブックにはあまり詳細がありませんが、地下鉄に乗る感覚でとっても簡単に乗車できるのでぜひ利用してみてください。ティー、食事などがセットになったクルーズも可能ですが一人旅でしたら、交通手段としての移動のみに利用するのがおススメです。最後にご紹介するシャーロックホームズ博物館もシャーロックホームズファンでなくとも必見です。
リバーバスでテムズ川クルーズそしてグリニッジへ
エンバンクメント・ピア～グリニッジ・ピア
地下鉄駅のチャリングクロス(Charing Cross)で下車してエンバンクメント桟橋(Embankment pier)からリバーバスに乗車できます。船からの眺める景色は素晴らしく、 オイスターカードで乗車できる気軽な移動です。
路線が5つありますが、グリニッジ桟橋(Greenwich pier)までの乗車がおススメです。地下鉄と同じように簡単に利用することができま20分に1本くらいありますので気軽に利用してみましょう。土日祝日は30分に1本程度です。
主なルートは、エンバンクメント・ピアからロンドン・ブリッジ、シティ・ピア、タワー・ミレニアム・ピアを経由してグリニッジ・ピアまでで40分くらいです。下の写真のRB1の路線がそれに該当します。
これぞロンドンというビッグベンを船から眺めてのクルーズです。
グリニッジ(Greenwich)
素晴らしいテムズ川の景色をながめながら進んでいくといよいよグリニッジ桟橋(Greenwich pier)に到着です。桟橋近くに中国の紅茶などを運ぶ運搬船としてインド航路で活躍したカティー・サーク号があります。カティー・サーク号は、19世紀に活躍した汽船で、2007年に火事があり修復されたものとなっていますが現存する唯一の茶葉運搬船です。内部を見学することもできます。
グリニッジ・ピアからグリニッジ・パークをぬけて展望台までは、少し距離がありますが、グリニッジは、世界遺産に登録されている港町なので、素晴らしい街並みをあるいているだけで楽しめます。途中には、グリニッジ・マーケットがあり食品、雑貨などいろいろなものを売っていて見ているだけでたのしくなります。
グリニッジ・パークからの景色は、ロンドンの中心部が一望できてちょっと座ってのんびりするのがおススメです。見えているのは、新金融街のカナリー・ワーフあたりです。
グリニッジの旧天文台は特に人気の観光スポットですので、ここははずせません。天文台は1675年に建てらえたものですが、現在の天文台は移転しているので、この地にある旧天文台は、天文に関する博物館です。
グリニッジの散策がおわったらテムズ川の対岸へは、フット・トンネルを利用してみましょう。グリニッジと対岸を結ぶ知る人ぞ知る、テムズ川横断のトンネルです。無料で通行できます。
シャーロックホームズに会いにベイカー・ストリートへ
シャーロック・ホームズ博物館(The Sherlock Holmes Museum)
Baker Street駅で下車します、駅構内にはシャーロックホームズのモチーフの絵がたくさん描かれていますので、要チェックです。この博物館は、ホームズとワトソンが下宿をしていたというベイカー街を再現している博物館となっていて、シャーロックホームズファンでなくてもイギリスらしさを感じれられて楽しめます。建物の外観は、シャーロックホームズの時代を再現していて縦長の建物です。入場料は16ポンドで、事前にチケットを購入しない場合は、かなりの列ができていますので、インターネットでの事前のチケット購入がおススメです。
以上が、1日でひとりで観光できるおススメスポットです。途中の休憩は、パブでビールを1杯という感じでロンドンスタイルの1日を楽しみましょう。
