初めての佐渡。無理なく楽しむアラフィフ2泊3日の旅

日本

〈My trip to Sado Island in 2023〉

予定を詰めすぎず、でもポイントはしっかり押さえて観光したい、そんなわたしはアラフィフ(コロナで在宅勤務が続き、体力低め)です。今回の旅は2023年6月に佐渡をおとずれたときのもの。旅のポイントは、レンタカーで効率よくまわる、行きたい観光地はあらかじめ絞っておく。わたしは宿根木、たらい船、佐渡金山に絞りました。そんな旅の様子をお届けします。

Day1:新潟までの道中と市内散策

東京駅から新潟までの過ごし方

旅のはじまりは、東京駅。車内でいただくお弁当を探すことからはじまりました。東京駅構内の駅弁屋「祭り」で駅弁を買うか?グランスタでおいしいお惣菜を買うか?迷いに迷って、名古屋名物みそかつ矢場とんのお弁当を購入し、新幹線「とき」に乗車。東京駅から新潟駅までは、2時間ほどのあっという間の電車旅です。

初日は、新潟市内で宿泊です。東京を早朝に出発し一気に佐渡まで行くことは可能ですが、あえて、前泊で新潟に宿泊します。これは、アラフィフ、疲れない旅のポイントのひとつです。宿泊したお宿はホテルオークラ新潟。JTBホームページから新幹線とホテルをセットで予約しました。旅行支援が適用になりお得な料金です。東京ー新潟の往復新幹線とホテル代で18,465円でした。ホテルは、新潟駅からは徒歩15分くらいです。

新潟駅には14時少し前に到着し、そのままホテルに向かいチェックインです。お部屋に荷物をおいて、早速観光にでかけます。ここで、腰かけてしまうとあっという間に夕方です。ここは頑張りどころ、観光に必要な少しの荷物を手に新潟の街に飛び出します。

新潟市内を軽く観光

新潟市内の観光は、新潟市観光循環バス1日乗車券大人500円がお得です。新潟駅から市内を観光地を一回りするこのバスは、施設の割引や飲食店などでの特典もあります。新潟駅前の新潟駅万代口観光案内センターで購入できます。地図やパンフレットもたくさんありますので、新潟駅に到着したら立ち寄ることをおススメします。本数は少な目です。1時間に3本ほど。新潟駅の始発は9時30分、終バスは17時、終バスは17時53分に新潟駅に戻ります(通常期)。

名勝旧斎藤氏別邸庭園

近代の新潟を代表する豪商斎藤家がお客様をおもてなしする迎賓館として、100年ほど前に建てられました。館内には、ガイドをしてくれるボランティアの方がいて、いろいろ説明を聞きながら見学することができます。

拝観料 一般 300円(循環バス利用割り引きで240円)

旧第四銀行住吉超支店

昭和2年に竣工した鉄筋コンクリートの建物で、外観の列柱や内装は近代銀行建築の特徴をよく表していて新潟の商業地の中心で約70年間親しまれてきたが、現在は、みなとぴあ新潟市歴史博物館の敷地内に移築されています。

みなとぴあ新潟市歴史博物館

下の写真は、新潟の宴会料理です。1831年、新潟を訪れた画家の長谷川雪旦、そのとき新潟の食材を使ったこのような料理を楽しんだということ。雪旦の描いた「北国一覧」の絵をもとに、江戸時代の調理法を推定し、作製されたものです。

拝観料 一般 300円(循環バス利用割り引きで240円)

観光循環バスで新潟駅から40分、循環バスで一回りしたほぼ最終に近い地点にあります。「歴史博物館前」で下車します。敷地は大きく、博物館本館、旧新潟税関庁舎、荷揚げ場、信濃川旧河道、旧第四銀行などがあります。

本日の夕食は、地元のビールと地元のお魚。みなとのマルシェピアBandaiでいただきました。港食堂のがんがん焼きで貝をおいしくいただきました。

Day2:ジェットフォイルで佐渡へ、佐渡観光1日目

新潟から佐渡までの行き方

9時40分新潟港発10時47分両津港着ジェットフォイルに乗船です。ジェットフォイルは、運賃がたかかったです。運賃2,960円、特急2,870円、指定810円、合計6,640円です。さどまる倶楽部に加入して少し割引きになってこのお値段です。ジェットフォイルは、春から夏にかけては1日5本程度です。ジェットフォイルの合間にカーフェリーもあります。カーフェリーは2時間30分ほどかかりますが運賃はジェットフォイルに比べるとお安くなります。

両津港に到着後、まずは予約したレンタカーを借りに。レンタカー会社は、両津港近くに数件ありますが、台数は少ないみたいなので早めの予約がよさそうです。

初日の佐渡おススメ観光ポイント

トキの森公園 トキのテラス

美しい佐渡の風景を一望できるデッキがあり、大きな望遠鏡でトキを探すことができます。トキの暮らしを学べる展示があります。印象に残ったのは、トキの羽を他の人に渡さないで!というチラシです。「種の保存法」によりトキの羽の譲渡等(あげる、売る、貸す、もらう、買う、借りる等)の行為は原則禁止ということです。羽を拾って自分で持っていることはOKです。違反すると5年以下の懲役または500万円以下の罰金ということ。(環境省佐渡自然保護官事務所からの案内です。)

宿根木

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。かつては北前船交易で繁栄した集落です。

公開民家の三角家

JR東日本の吉永小百合さんが登場するポスターの撮影場所です。

入館料:大人300円

公開民家の清九郎

復元されたものですが、北前船交易で繁栄した集落の栄華が感じられます。チケットに印刷された沿革を見ると、昭和55年、伝統的建造物群保存対象調査、平成3年、重要伝統的建造物群保存地区に選定(文化庁)と記載がありました。

入館料:大人400円

宿根木・はんぎり

手作りの半切り(たらい船)で海にでて海からの景色を楽しむことができました。

ホテル大佐渡のお宿の紹介

4名1室83,600円(ひとり20,900円)はやめの予約でお得にとまることができました。ホテル大佐渡は、景勝地春日埼の高台にあります。とてもきれいに日が沈むのを見て心が癒される時間を過ごすことができました。露店風呂からは日本海が一望できます。

 

Day3:佐渡観光2日目、帰途へ

2日目の佐渡のおススメ観光ポイント

ユネスコ世界文化遺産候補史跡佐渡金山

江戸時代から1989年の操業休止まで、国内最大の金山として78トンの金と2,330トンの銀を産出しました。江戸時代には徳川幕府の管理下で、採掘から小判製造に至る一連の作業が行われ、明治維新以降は官営佐渡鉱山として西洋からの最新の鉱山技術が導入され、日本の近代化に大きく貢献しています。見学は、いくつかのコースにわかれています。

江戸金山絵巻コース宗太夫坑 30分
明治官営金山コース道遊坑 40分
ガイド付き山師ツアー(要予約)100分

わたしは、江戸金山絵巻コース宗太夫坑で見学しました。

北沢浮遊選鉱場跡

かつて東洋一と言われた鉱石をより分ける施設でした。1936年に工場建設に着手、国策による金の大増産のために建設されました。月間5万トンにおよぶ鉱石の処理が可能でな施設でしたが、1952年に廃止となっています。

鋳造工場跡

鋳造工場は、木型工場で組まれた木型を基に作られた鋳造へ溶けた金属を流し込み、様々な種類の機会部品を製造施設ということです。

14時レンタカー返却し、14時35分両津港発15時42分新潟港着ジェットフォイルに乗船、17時4分ときで東京へ戻りました。

おまけの佐渡空港紹介

定期便のない空港ですが、事務所にはスタッフの方がいらっしゃって、空港の説明をしていただいて、空港カードまでいただいてしまいました。空港カードの記載によると地方管理空港で滑走路は890m×25m、運用時間は8時45分から17時15分とのことです。

以上が、新潟1泊、佐渡1泊のアラフィフ初めての佐渡旅でした。

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