〈アラフィフ・ヨーロッパ一人旅2022〉
バルセロナからマドリードは電車で2時間30分から3時間弱です。日帰りも可能ですが、せっかくなので1泊くらいはしたいものです。アラフィフ一人旅の無理のないマドリード1泊2日のプランをご紹介します。
マドリードを1泊2日で観光するときのおススメプラン
プラド美術館(Museo Nacional del Prado)
1日目のプラン
まずはプラド美術館です。絵画にはそれほど興味がないなという人も是非無料で入場できる時間帯がありますので、その時間帯での訪問をおススメします。月曜日から土曜日は18時から20時まで、日曜日は17時から19時までです。通常の入場料は14ユーロですので、無料時間にあわせての訪問はお得です。有名な絵画を見て回るだけでしたら2時間もあれば十分かと思います。入場無料の開始時間の30分以上前から入場の列ができていますが、さっと見たいだけでしたらそれほどはやく並ぶ必要はないのかなとおもいます。おススメの絵画は、下記です。
第9A室 ディエゴ・ベラスケス「ブレダの開城」
第12室 ディエゴ・ベラスケス「マルガリータ王女」
第36室 フランシスコ・デ・ゴヤ「着衣のマハ」
無料時間帯に入場して見学をおわるころには外は暗くなっていますが、プラド美術館を出てからライトアップされたマドリードの街をあるくのもいいお散歩になります。マドリードで1泊2日で観光する場合、アトーチャ駅近くのホテルを予約するといいと思います。プラド美術館からアトーチャ駅近辺までの道のりは女性のひとり歩きでも怖い感じはありません。
マドリード王宮(Royal Palace of Madrid)
2日目のプラン
おススメはマドリード王宮です。朝から、チケット売り場には人がたくさん並んでいますので、事前にインターネットのチケットを購入がおススメです。事前に購入する必要はなく、私は、当日の朝ホテルを出る前に、10時30分入場(12ユーロ)で予約をしました。王宮には、10時30分より前に到着しましたが、時間前でも入場することができました。事前にスマホアプリでaudio guideをダウンロードして王宮を見学することで、2時間ほどかけてじっくりとまわることができました。アプリの値段は4ユーロです。こちらは事前にホテルのWi-Fiなどを利用してダウンロードしておくことといいとおもいます。
マドリード王宮(Royal Palace of Madrid)は歴代のスペインの王室の住居で、ヨーロッパ最大の床面積の宮殿です。入ってすぐの王宮の大階段のみ写真撮影が可能です。ワールドカップでスペイン代表が優勝したときなどにこの階段を使って国王に謁見したそうです。
王宮から街の眺めです。この日はあいにくの天気でしたがマドリードの街が遠くまでみることができました。
マドリードへの行き方と街歩きの様子
バルセロナからマドリードへOUIGOで移動
バルセロナ(Barcelona Sants)からマドリード(Madrid-Puerta de Atocha-Almudena Grandes)は、電車移動が便利です。東京と大阪間より少し遠いというくらいの距離で日本語サイトのOmio.jpというインターネットサイトで簡単に予約をすることができます。料金は時間帯によってかなり変動がありますが、平均30ユーロくらいです。電車はレンフェ(Renfe)が運営するアヴェ(AVE)とアブロ(AVLO)がメジャーですが、今回は格安高速鉄道のウィゴー(OUIGO)をご紹介します。ウィゴー(OUIGO)は、フランスの鉄道会社で格安高速鉄道なのでどの時間帯でもほとんどレンフェ(Renfe)より安い値段でチケットを予約することができます。列車には、荷物置き場もあり座席も狭さを感じることなくお値打ちに移動ができるとおもいます。
マドリードの街歩き
アトーチャ駅に到着後、外にでるとタクシー乗り場には多くの人の列ができています。アトーチャ駅近辺にホテルを予約すれば、並ぶ必要がないので便利です。
マドリード観光で食事をするならここサン・ミゲル市場がおススメです。お料理は観光地の価格ですがひとりでも気楽にはいることができます。アトーチャ駅近辺から徒歩15分くらいで、マドリードの街並みを楽しみながら歩くことができる距離にあります。歩きやすい靴なら歩くことが苦にならない距離です。
街をあるいていて日本語を見つけると反応してしまいますね。
車の縦列駐車にびっくりしながら小道にはいって散策もおススメです。
ヨーロッパらしく外で食事のできる飲食店の並ぶ通りもあります。
アラフィフ一人旅は、観光をつめすぎず、プラッと歩きながらサクッと食事がおススメです。