〈アラフィフ・ヨーロッパ一人旅2022〉
はじめてスペイン・バルセロナを訪れる際はずせない観光スポットは、もちろんサグラダ・ファミリアです。その他多くの観光スポットがありますが、全体的に入場料が高いので、よく考えて入場する施設を検討してください。最後にご紹介するグエル公園は、市街地から少しはなれていますが、入園料は安くバルセロナの街が一望できてお散歩にちょうどよい公園ですのでおススメです。高い入場料の施設のなかでわたしが選んだのはカサ・パトリョです。この施設を選んでよかったなと思っています。
バルセロナではずせないおススメ観光スポット3選
サグラダ・ファミリア聖堂(Basilica de la Sagrada Familia)
アントニオ・ガウディ建築の代表作のサグラダ・ファミリアは、観光スポットとしてはずせません。入場しなくても近くから外観をみるだけでも素晴らしいです。1882年に着工が開始し、2026年頃ようやく完成といわれています。塔にのぼるチケットと登らないチケットいくつかのチケットにわかれていますので、好みにあわせて購入を検討してください。わたしは、サグラダ・ファミリアは、そとからの眺めがいいなとおもっています。
ガウディの生きていた時代に完成した生誕のファザードです。
聖堂内(入場料必要)のステンドグラスですが時間帯によって光の入り方がかわりますので、ステンドグラスの色もそれによってかわり聖堂内の色が何色にも変化しとてもきれいでした。建物内に簡単なベンチが設置されていますので、腰かけて静かに光を楽しむのがおススメです。
聖堂内の柱の上のほうに4つの絵がかかれていますがこれは福音書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネです。天井を見上げてぜひ確認してください。かわいい動物たちにちょっとホッとする感じを覚えました。
カサ・パトリョ(Casa Batllo)
カサ・バトリョは、街中にあり予約までの時間をつぶすのには困りませんので、当日、近くにいってから混雑具合をみての予約でいいかなあと思います。予約には、入場日と入場時間を選択する必要があり35ユーロです。建物を正面にみて左側に入口があります。インターネットで予約するとメールが届き添付ファイルとしてチケットがついてきますので、その添付ファイルを入口で見せると入場することができます。
カサ・バトリョは、バトリョ氏がガウディに増改築を依頼した住宅です。テーマは海です。
入ってすぐの中央広間です。グラシア通りに面し通りの木々の緑とステンドグラスの光が部屋の中の光をとても良い感じで調整しています。
屋上にあがっていくことができます。屋上にはちょっとしたカフェもあるので、世界遺産の建物ないでのひと時もおススメです。
日本出身の建築家、隈研吾氏による階段です。遠いヨーロッパで日本出身の方のお名前をきけるのはうれしいものです。サグラダ・ファミリアで外尾悦郎さんという方が主任彫刻師をつとめていますので、そのことも思い出して、サグラダ・ファミリアを訪れてください。
グエル公園(Park Giiell)
大きな公園ですので歩きやすい靴で行くことをおススメします。この公園は、グエル氏がバルセロナを見下ろすこの地に住宅地を造ろうと計画を進めましたが、結局、グエル氏と協力者のガウディ以外には1戸しか売れず、計画は失敗し、公園として使われるようになったということです。ガウディは、住宅地の公共の場所の建設を担当しました。有料ゾーンのチケットは10ユーロです。
ギリシア劇場と呼ばれる中央広場です。ここからのバルセロナの街並みは素晴らしいです。
市場です。こちらは、ガウディではなく、ジョジュールによるものです。
階段にあるトカゲの噴水。グエル公園の人気スポットです。でも実は、ドラゴンまたはサンショウウオなどと言われているそうです。
バルセロナ市内の宿泊、移動に関して
バルセロナの空港から市内まではタクシーで35ユーロくらいです。バスもありますが、スーツケースがある場合は、タクシーが便利かなと思います。
宿泊ホテルの地区ですが、グラシア地区がおススメです。バルセロナの中心はカタルーニャ広場あたりかとおもいますが、この辺りは、飲食店も多く便利ですが、夜は少し騒がしい地区だとおもいます。その点グラシア地区は静かに朝を迎えることができる地域です。バルセロナの地下鉄は乗り降りが簡単で地下鉄の回数券を買っておくといいとおもいます。日本の地下鉄と同様、入口で切符をいれて改札を通るだけです。路線や乗り換えも簡単で、日本の地下鉄に乗りなれている人には問題なく乗りこなせる移動手段です。もし市内でタクシーに乗る場合は、流しのタクシーにはのらず、タクシー乗り場でタクシーにのるようにしましょう。