イギリス国王チャールズ3世戴冠式、パレードはバッキンガム宮殿からスタート

イギリス

2023年5月6日はイギリスでは70年ぶりの戴冠式。 バッキンガム宮殿から戴冠式の行われるウェストミンスター寺院までのパレードが行われました。このバッキンガム宮殿といえば、衛兵交代が人気の観光スポットです。あまり知られていませんが、バッキンガム宮殿は、夏の期間、宮殿の中を見学できます。その方法についてお伝えします。

戴冠式パレードのスタート地点となるバッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿の衛兵交代ってどんな儀式なのか?

宮殿の警護にあたっている任務を終えた衛兵と、次に任務つく衛兵の交代式です。

夏季の期間は毎日11時から、それ以外の期間は1日おきに行われていますが、天候や王室行事によって稀に変更される場合があるので事前に調べて見学にいくのがおススメです。
2023年5月現在の衛兵交代式は、毎週月曜日、水曜日、金曜日、日曜日11時からとなっているようです。

交代式は、10時30分に、セントジェームズ宮殿にオールドガード(現在勤務中の兵士)があつまり、バッキンガム宮殿に向かいます。到着したオールドガードは、ニューガードの到着を待ちます。ニューガードは、10時40分頃ウェリントン兵舎を出発し、11時に始まる交代式にむけてバッキンガム宮殿に向かいます。

そして、バッキンガム宮殿で交代式がはじまります。ここが一番の見どころです。
バッキンガム宮殿の柵の前は一番混雑しますので、この場所で見たい場合は、10時前から行っておくのがおススメです。

セントジェームズに一部残っていた交代する兵士はバッキンガム宮殿に向かい別のグループがセントジェームズに向かいます。オールドガードがウェリントン兵舎に向かい、ニューガードがセントジェームズ宮殿に向かいます。

以上が衛兵交代式の流れになります。長時間の式典で、人が多く混雑しますので、スリに注意が必要です。余談ですが、パレードの道はザ・マルと呼ばれていて、レッドカーペットのように赤く塗られています。

 

 

観光におススメ、エリザベス女王が暮らしたウィンザー城
ロンドンから日帰りでいけるウィンザー城では、衛兵交代式を見学することができます。 バッキンガム宮殿より規模は小さいですが、その分近くで見学できるのでおススメです。ロンドン市内から電車で行く場合の最寄り駅は、Windsor & Eton Central、もしくはWindsor & Eton Riversideです。

バッキンガム宮殿・夏の一般公開、2023年はいつ?

バッキンガム宮殿は、イギリスの主権者のロンドンの公邸として使用されており、現在は君主の管理本部として使われています。国王が開催する多くの公式イベントやレセプションに使用され、バッキンガム宮殿のステートルームは毎年夏に一般公開されています。

19のステートルーム、52のロイヤルベッドルームとゲストベッドルーム、188のスタッフベッドルーム、92のオフィス、78のバスルームがあるといわれていますが、一般公開で、見学できるステートルームは、国王陛下による儀式や公式のおもてなしに使用される部屋です。

2023年の一般公開は、7月14日から9月24日まで開催されており、当日チケットは大人33ポンド、前売りは30ポンドです。チケットは、1年間有効ですが、出口でチケットにスタンプを押してもらうことで年間パスになりますので注意してください。

また、7月14日から8月31日までは、開館時間は9時30分から最終入場は17時15分ですが、
9月1日から9月30日は、最終入場が16時15分になっています。

バッキンガム宮殿もウインザー城と同じく国王の不在時にはユニオンジャック(国旗)が、在館時には、ロイヤルスタンダード(王旗)が掲げられています。

バッキンガム宮殿の中では写真撮影が禁止ですが、外にでてからは写真撮影が可能です。こちらの写真は、バッキンガム宮殿の裏の写真です。

宮殿の見学を終えるとガーデンカフェもあり、のんびりと休憩をすることもできます。また、出口に向かっていくとアイスクリームショップもあります。こちらのアイスクリームおススメです。

以上が、バッキンガム宮殿の衛兵交代と夏季の一般公開の情報です。何度行っても楽しいロンドンのおススメ観光スポットです。

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